紅葉の嵐山で泊まりたい、景色と雰囲気が評判の宿5選
紅葉の季節を迎える嵐山。
渡月橋と山々が赤や橙に染まる光景は、まさに秋の京都を象徴する美しさです。
昼間の観光も魅力的ですが、宿泊してこそ味わえるのが「夜の静けさ」と「朝の光」。
この記事では、紅葉シーズンにぴったりの景色が美しい宿を5軒厳選しました。
渡月亭
渡月橋のすぐそばで紅葉を望む老舗旅館
創業明治三十年。渡月橋の南詰に佇む「渡月亭」は、
嵐山の四季とともに歩んできた老舗の京料理旅館。
大堰川の流れを間近に感じながら、桜、新緑、紅葉、雪景色と、
一年を通じて変化する嵐山の風景を客室から楽しめる特別な宿です。
館内は趣の異なる三つの館から成り、それぞれが独自の魅力を持っています。
【碧川閣】── 桂川のせせらぎを感じる“川辺の宿”
桂川沿いに建つ碧川閣は、渡月亭の中でも最も眺望に恵まれた棟。
全5室のうち、露天風呂付き・半露天風呂付き客室を備え、
窓の向こうには渡月橋や嵐山の山並みが広がります。
川面を渡る風と光が心を解きほぐし、夕暮れには水面に映る紅葉が旅情を誘います。
また、館内には135畳の「嵯峨の間」をはじめとした大宴会場や中広間があり、
京会席を囲む宴や慶事、法要など幅広い用途で利用できます。
ロビーには売店も併設され、京都ならではの土産や和菓子を扱っています。
【秀山閣】── 山手の静けさに包まれる“温泉の宿”
山側に建つ秀山閣は、全16室。
2023年8月には一部客室をリニューアルし、
天然温泉付き客室や半露天風呂付き客室など多彩なタイプを備えています。
また、大浴場「雅の湯」では嵐山温泉の湯を楽しむことができ、
単純泉（低張性弱アルカリ性温泉）が身体を芯から温めてくれます。
貸切風呂「月睦ノ湯」も人気で、
家族やカップルでプライベートに温泉を満喫できます。
木の温もりを活かしたロビーは柔らかく明るい雰囲気で、
渡月橋の月をモチーフにしたオブジェが京都らしい情緒を添えています。
【松風閣】── 豆腐と湯葉を味わう“食の別館”
宿泊棟から少し離れた場所にある松風閣は、
渡月橋や小倉山を望む絶好のロケーションに建つ食事処。
豆腐や湯葉など京都の伝統食材を用いた会席料理を中心に、
四季折々の素材を生かしたやさしい味わいが楽しめます。
館内には「TOGETSU CAFE」を併設。
香り高いコーヒーや和スイーツを味わいながら、
嵐山の風景をゆっくりと眺める時間が過ごせます。
ランチ利用も可能で、観光途中の立ち寄りにも人気です。
【季節の料理】
渡月亭の料理は、京都の旬を五感で味わう本格京会席。
料理長が長年の修業で磨いた技をもとに、
「一期一会の思い」を込めて一皿一皿を仕上げます。
春は筍と桜鯛、夏は鱧、秋は松茸、冬は蟹や聖護院かぶら──
器や盛り付けにまで京の美意識が息づいています。
朝食では「嵐山豆腐の湯豆腐膳」が名物。
湯気立つ豆腐に小鉢や出汁巻玉子が添えられ、
一日の始まりを穏やかに迎えられる京都らしい朝ごはんです。
所在地：京都府京都市西京区嵐山中尾下町54-4
アクセス：渡月橋から徒歩約1分／嵐電「嵐山駅」より徒歩5分
泉質：単純泉（低張性弱アルカリ性温泉）
総客室数：21室（碧川閣・秀山閣）
チェックイン／アウト：15:00／10:00
料金目安：1泊2食付き 115,500円〜（税込）
公式サイト：https://www.togetsutei.co.jp/
※宿泊時期や予約プランによって料金が異なります。掲載の金額はおおよその目安です。
※各予約サイトでは「渡月亭」かを確認してください。
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星のや京都
渡月橋を渡り、専用舟で辿り着く“水辺の私邸”
嵐山の奥、渡月橋のほとりから専用舟に揺られて辿り着く「星のや京都」。
ここは、観光地の喧騒から一線を画した“水辺の隠れ宿”。
京都の四季とともに流れる大堰川の音を聞きながら、
静けさと贅沢を極めた時間を過ごせる唯一の宿です。
星野リゾートが手がけるラグジュアリーブランド「星のや」の中でも、
最も自然との一体感を重視した宿として知られ、
「現代の旅館」というコンセプトを体現しています。
【建築・空間】
宿へは渡月橋の船着場から専用の屋形船に乗り、川を上ってアクセス。
この舟旅そのものが滞在の始まりであり、
川霧の朝や紅葉の夕暮れなど、嵐山の表情を水面から眺める特別な導入体験となります。
建物は、かつて平安貴族の別荘地だった奥嵐山の山肌に沿って建てられた数寄屋造り。
客室は全室リバービューで、窓一面に大堰川の流れと山々の紅葉が広がります。
室内は、檜の香りと和紙の柔らかな光に包まれた静謐な空間で、
伝統とモダンが調和した“京の美意識”を感じる設えです。
【客室】
全25室。
「月橋の間」「山の間」「水の間」など、
それぞれに異なる間取りと眺望を持ち、
すべての部屋から川面と嵐山の自然を一望できます。
畳敷きのリビングや大きな窓辺のソファ、
季節ごとのしつらえが旅人の心を落ち着かせます。
夜は照明を落とし、川面に映る月を眺めながら静かに過ごす――
まさに“京の別邸”と呼ぶにふさわしい滞在体験です。
【料理】
食事は、京都の旬を繊細に映した会席料理。
料理長が手がける一汁五菜を基礎に、
「素材そのものの香りを引き出す」ことを重んじた構成です。
秋は松茸や京丹波の栗、紅葉鯛などを使い、
京料理の伝統を守りながらも、現代的な演出で仕上げられます。
ダイニングは全席川沿いに面しており、
紅葉シーズンには食事をしながら水面に映る秋景色を楽しむことができます。
朝食では、季節の出汁粥や京野菜の小鉢など、
身体に優しい品々が並び、
穏やかな朝の光とともに京都の朝を感じる時間を過ごせます。
【体験・過ごし方】
星のや京都では、ただ泊まるだけではなく“滞在そのもの”が体験となります。
秋は紅葉に包まれる「奥嵐山紅葉舟」や、
夜の川面に月を映す「月見舟」など、季節限定のアクティビティも実施。
また、館内では香を焚きしめる「香道体験」、
早朝の「座禅」や「朝の舟あそび」など、
京都らしい静の文化を感じられるプログラムが用意されています。
【紅葉シーズンの魅力】
11月中旬から下旬にかけて、宿の正面に広がる嵐山の山肌が紅く染まり、
客室やレストランの窓からはまるで一幅の絵画のような風景が望めます。
日没後には山の稜線と川面のコントラストが浮かび上がり、
紅葉の色が刻一刻と変化する幻想的な時間が流れます。
渡月橋周辺の混雑とは無縁の、
“静寂の紅葉”を楽しめるのが星のや京都最大の魅力です。
所在地：京都府京都市西京区嵐山元録山町11-2
アクセス：渡月橋桟橋より専用舟で約5分（送迎あり）
客室数：25室（全室リバービュー）
チェックイン／アウト：15:00／12:00
料金目安：1泊2食付き 57,750円〜（税込）
公式サイト：https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyakyoto/
※宿泊時期や予約プランによって料金が異なります。掲載の金額はおおよその目安です。
※各予約サイトで「星のや京都」かどうかをご確認ください。
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京都 嵐山温泉 花伝抄
嵐山駅すぐ、湯めぐりと和の安らぎを満喫する宿
阪急「嵐山」駅から徒歩1分。観光にも便利な立地にありながら、
宿の中に一歩足を踏み入れると、そこは静けさと京の趣に包まれた温泉宿。
「京都 嵐山温泉 花伝抄」は、共立リゾートが手がける和の温泉宿として知られ、
湯めぐり・京料理・おもてなしの三拍子がそろった人気の宿です。
【湯処・温泉体験】
花伝抄の魅力は、嵐山温泉の湯を存分に楽しめる多彩な湯処。
大浴場「平安の湯」では、湯けむりに包まれながら四季折々の風情を味わえます。
さらに、館内には趣の異なる5つの無料貸切風呂を用意。
檜・石・煉瓦・竹庭など、それぞれに異なる設えで、空いていれば自由に入浴できます。
恋人や家族、友人同士でも気兼ねなく湯浴みを楽しめるのが魅力です。
【客室・設え】
客室は「京町屋」「京モダン」「京和風」の3つのスタイルで構成。
畳の香りや障子越しのやわらかな光、格子細工など、
随所に京都らしい意匠が散りばめられています。
和の落ち着きとホテルの快適さを兼ね備えた空間で、
観光後の疲れをゆっくり癒せます。
【料理・食事】
夕食は、京会席とビュッフェを組み合わせた独自のスタイル。
前菜やおばんざい、揚げたて天ぷらなどを好みに合わせて楽しめます。
旬の食材を使った一汁五菜の構成で、季節ごとに異なる味わいが並びます。
朝食では、京都らしい湯豆腐や炊き立てご飯が人気。
さらに、夜には“夜鳴きそば”やアイスキャンディーなどの無料サービスもあり、
旅人の心をくすぐる“少しの嬉しさ”が随所に感じられます。
【立地と紅葉シーズンの魅力】
渡月橋や天龍寺までも徒歩圏内。
紅葉の時期には、宿から望む山肌が一面に色づき、
散策の後は温泉と京料理で心も身体も満たされる贅沢な時間を過ごせます。
嵐山観光の拠点としても、紅葉を愛でる滞在先としても理想的な一軒です。
所在地：京都府京都市西京区嵐山西一川町5-4
アクセス：阪急「嵐山」駅より徒歩約1分
泉質：単純温泉（低張性弱アルカリ性）
客室数：105室
チェックイン／アウト：15:00／11:00
料金目安：1泊2食付き 48,500円〜（税込）
公式サイト：https://dormy-hotels.com/resort/hotels/kadensho/
※宿泊時期や予約プランによって料金が異なります。掲載の金額はおおよその目安です。
※各予約サイトで「花伝抄」かどうかをご確認ください。
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翠嵐
ラグジュアリーコレクションホテル 京都
嵐山の自然美に包まれるラグジュアリー宿
四季折々の風景が広がる嵐山の丘陵と、翡翠色に輝く保津川の流れを眼下に望む「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」。
“継往開来（けいおうかいらい）”をコンセプトに、京都の伝統美とモダンな感性を融合させた、唯一無二のラグジュアリーステイが叶う宿です。
【建築と空間】
築100年以上の明治期建造物を再生し、和の趣と現代的な洗練が調和する空間。
敷地内には日本庭園が広がり、渡月橋や嵐山の山並みを借景にした風景が、滞在そのものを特別なものに変えてくれます。
茅葺屋根の「茶寮 八翠」では、川面を渡る風を感じながら抹茶や季節の和菓子を味わうことができ、旅の始まりに心がほどけていきます。
【客室・設え】
全39室の客室は、38㎡から94㎡のゆとりある広さを備え、
一部のスイートルームには露天風呂が設けられています。
室内は、檜や和紙を基調とした落ち着いた色合いに、
月や水、風といった自然のモチーフが取り入れられた設計。
窓の外に広がる保津川と紅葉の山々が、まるで一枚の絵画のように映り込みます。
【温泉とスパ】
宿泊者専用の貸切温泉「洛（らく）」と「庵（あん）」では、
嵐山温泉の湯を源泉かけ流しで堪能できます。
竹の葉が揺れる庭園を眺めながら、檜風呂や岩風呂で湯浴みを楽しむ時間は、
まさに静寂と癒しが交わる京都の贅沢そのもの。
滞在の合間にスパトリートメントも受けられ、
日常を離れた“心と身体の休息”を感じられます。
【料理とダイニング】
館内には、趣の異なる3つのダイニングを併設。
メインダイニング「京 翠嵐」では、京都の旬の食材を生かした創作会席を提供。
和食の繊細な技とフレンチの美意識を融合させたコースが人気です。
カフェ「茶寮 八翠」では、渡月橋を眺めながらアフタヌーンティーや軽食を楽しめ、
鉄板焼「観山」では、上質な国産牛と季節野菜の香ばしい一皿が味わえます。
【紅葉シーズンの魅力】
渡月橋から徒歩数分の立地にありながら、
宿内は観光地の喧騒とは無縁の静けさに包まれています。
11月中旬から下旬にかけて、目の前の嵐山の山々が紅に染まり、
客室やテラス、レストランの窓からその壮麗な景色を一望。
昼は陽光に照らされる錦秋、夜は灯籠の灯りに揺れる幻想的な紅葉――
“嵐山の秋”を最も贅沢に堪能できる宿のひとつです。
所在地：京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町12番
アクセス：阪急「嵐山」駅・嵐電「嵐山」駅より徒歩数分
客室数：39室
チェックイン／アウト：15:00／12:00
料金目安：1泊朝食付き 126,860円〜（税込）
公式サイト：https://www.suihotels.com/suiran-kyoto/
※宿泊時期や予約プランによって料金が異なります。掲載の金額はおおよその目安です。
※各予約サイトで「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」かどうかをご確認ください。
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京都・嵐山 ご清遊の宿 らんざん
渡月橋近く、風情とくつろぎを併せ持つ和旅館
四季折々の風景が広がる嵐山の丘陵と、翡翠色に輝く保津川の流れを眼下に望む「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」。
“継往開来（けいおうかいらい）”をコンセプトに、京都の伝統美とモダンな感性を融合させた、唯一無二のラグジュアリーステイが叶う宿です。
【建築と空間】
築100年以上の明治期建造物を再生し、和の趣と現代的な洗練が調和する空間。
敷地内には日本庭園が広がり、渡月橋や嵐山の山並みを借景にした風景が、滞在そのものを特別なものに変えてくれます。
茅葺屋根の「茶寮 八翠」では、川面を渡る風を感じながら抹茶や季節の和菓子を味わうことができ、旅の始まりに心がほどけていきます。
【客室・設え】
全39室の客室は、38㎡から94㎡のゆとりある広さを備え、
一部のスイートルームには露天風呂が設けられています。
室内は、檜や和紙を基調とした落ち着いた色合いに、
月や水、風といった自然のモチーフが取り入れられた設計。
窓の外に広がる保津川と紅葉の山々が、まるで一枚の絵画のように映り込みます。
【温泉とスパ】
宿泊者専用の貸切温泉「洛（らく）」と「庵（あん）」では、
嵐山温泉の湯を源泉かけ流しで堪能できます。
竹の葉が揺れる庭園を眺めながら、檜風呂や岩風呂で湯浴みを楽しむ時間は、
まさに静寂と癒しが交わる京都の贅沢そのもの。
滞在の合間にスパトリートメントも受けられ、
日常を離れた“心と身体の休息”を感じられます。
【料理とダイニング】
館内には、趣の異なる3つのダイニングを併設。
メインダイニング「京 翠嵐」では、京都の旬の食材を生かした創作会席を提供。
和食の繊細な技とフレンチの美意識を融合させたコースが人気です。
カフェ「茶寮 八翠」では、渡月橋を眺めながらアフタヌーンティーや軽食を楽しめ、
鉄板焼「観山」では、上質な国産牛と季節野菜の香ばしい一皿が味わえます。
【紅葉シーズンの魅力】
渡月橋から徒歩数分の立地にありながら、
宿内は観光地の喧騒とは無縁の静けさに包まれています。
11月中旬から下旬にかけて、目の前の嵐山の山々が紅に染まり、
客室やテラス、レストランの窓からその壮麗な景色を一望。
昼は陽光に照らされる錦秋、夜は灯籠の灯りに揺れる幻想的な紅葉――
“嵐山の秋”を最も贅沢に堪能できる宿のひとつです。
所在地：京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町33
アクセス：京福電鉄「嵐山」駅より徒歩5分
客室数：40室
料金目安：1泊2食付き 52,800円〜（税込）
チェックイン／アウト：15:00〜18:00／〜10:00
公式サイト：https://www.kyoto-ranzan.jp/
※宿泊時期や予約プランによって料金が異なります。掲載の金額はおおよその目安です。
※各予約サイトで「嵐山温泉 旅館 らんざん」かどうかをご確認ください。
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まとめ
紅葉とともに泊まる、秋の嵐山を満喫しよう
秋の嵐山は、一年で最も華やぐ季節。
渡月橋を彩る紅葉と、静かに流れる保津川の景色が織りなす風情は、まさに“京都の原風景”そのものです。
日帰り観光では見られない、本当の嵐山の魅力が現れるのは、夕暮れから夜にかけて。
山々が茜色に染まり、灯りがともる頃、宿から眺める紅葉はまるで絵巻物のような美しさです。
渡月亭や星のや京都、翠嵐、花伝抄、らんざん——
それぞれが異なる趣とおもてなしを持ち、
静寂・景観・温泉・料理と、旅の目的に合わせて選べるのも嵐山ならでは。
紅葉の季節に訪れるなら、ぜひ一泊して、
“夜の嵐山”の静けさと“朝の嵐山”の清らかさを、ゆっくりと感じてください。
旅の余韻を心に残す、特別な秋のひとときになるはずです。
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かつて、嵐山の夜を照らしていた「花灯路（はなとうろ）」という催しを覚えている人も多いでしょう。
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それは華やかさよりも静けさを大切にした、“京都らしい夜の原風景”を再び感じられるイベントです。
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