水道代を簡単に節約する方法！シャワーや食器洗いの水使用量を減らすコツと計算方法

節約アイデアシリーズ、Day 16

水道代も毎月の出費の中で見逃せない部分です。日々の生活の中で、簡単にできる節水の工夫を取り入れることで、水道代を節約することができます。今回は、特にシャワーや食器洗いに焦点を当てて、節水効果のあるアイデアを紹介します。

シャワーの使い方を少し見直すだけでも、毎月の水道代が大きく変わります。特に、節水シャワーヘッドを使うことで、通常のシャワーヘッドに比べて30〜50%の節水が可能です。

食器を洗う際にも、少しの工夫で水の使用量を減らすことができます。

食器を洗う時、水を流しっぱなしにすることは非常に無駄が多いです。ボウルやシンクに水を溜めて洗う方法を取り入れると、流しっぱなしに比べて大幅に水を節約できます。

洗い桶を使って、食器をまとめて浸け置き洗いする方法も効果的です。汚れを予め落とすことで、洗剤や水の使用量を減らすことができます。

最近では、節水機能付きの蛇口も普及しています。レバーを軽く調整することで、水の流れを細かくコントロールできるので、必要以上に水を使わない工夫ができます。

節水の効果を具体的に把握するために、シャワーの使用量や食器洗いの水量を計算してみましょう。ここでは、節水シャワーヘッドを導入した場合や、食器洗いで節水した場合の効果を計算する方法を紹介します。

節水シャワーヘッドを使うことで、どれくらい水道代が削減できるかを簡単に計算できます。

1回のシャワーの水使用量を知る
　通常のシャワーは1分間に約12リットルの水を使用します。10分間シャワーを使うと、約120リットルの水が消費されます。
節水シャワーヘッドでの水使用量を確認
　節水シャワーヘッドは、通常のシャワーに比べて30〜50%の節水効果があります。例えば、50%の節水シャワーヘッドなら、10分間で約60リットルの水を使用する計算になります。
水道代を計算
　水道代の基本料金は地域や契約内容によって異なりますが、1リットルの水にかかる費用をおおよそ0.24円とすると、通常のシャワー（10分間で120リットル）だと、1回のシャワーで約28.8円がかかります。節水シャワーヘッドを使用すると、60リットルで約14.4円に削減されます。
年間の節約額を計算
　1日1回シャワーを使うと仮定し、節水シャワーヘッドで1日14.4円の節約ができます。1ヶ月では約432円、1年間では約5,184円の節約が見込めます。

食器洗いの方法を工夫するだけでも、大幅な節水が期待できます。

流しっぱなしの水使用量を知る
　水を流しっぱなしで食器を洗うと、1分間に約10リットルの水が流れます。食器を洗うのに5分間かかると、50リットルの水を使うことになります。
洗い桶を使った場合の水使用量
　洗い桶やシンクに水を溜めて食器を洗うと、約10リットルの水で済むことが多いです。これにより、流しっぱなしに比べて80%の節水が可能です。
水道代を計算
　1リットルあたり0.24円の水道代で計算すると、流しっぱなしの50リットルでは12円、洗い桶を使って10リットルなら2.4円になります。
年間の節約額を計算
　1日に1回食器を洗うとして、洗い桶を使えば1回あたり約9.6円の節約になります。1ヶ月で約288円、1年で約3,456円の節約が可能です。