節約アイデアシリーズ、Day 17
1. 待機電力とは？
家電製品は、使っていない時でも待機電力を消費していることが多いです。例えば、テレビや電子レンジ、パソコンなどは電源をオフにしてもコンセントに差しっぱなしにしておくと電力を消費し続けます。待機電力をカットすることで、電気代の節約が大きく期待できます。
2. 待機電力の影響と節約の効果
待機電力は、家庭で消費される電力の約5〜10%を占めると言われています。これは年間で約5,000円〜10,000円の電気代に相当します。待機電力をカットすることで、確実に電気代を節約できるのです。
3. 家電ごとの待機電力をチェック
待機電力を発生させやすい家電製品には、次のようなものがあります。
- テレビ：リモコンでオン・オフできるタイプのテレビは、待機電力を常に消費しています。年間で数百円〜千円程度の電気代が待機電力にかかることも。
- 電子レンジ：デジタル時計がついている電子レンジも待機電力を使い続けています。待機電力をカットすることで、年間で約500円〜1,000円の節約が可能です。
- パソコンやモデム：使っていない時でも電源がオフになっていなければ、待機電力が消費されています。これも年間で1,000円以上の電気代に影響します。
クリックすると楽天市場の販売ページに飛びます
4. 待機電力をカットする具体的な対策
待機電力をカットするための簡単な対策を紹介します。
① コンセントから抜く
最もシンプルな方法は、家電を使っていない時にコンセントを抜くことです。特に長時間使わない家電については、定期的にコンセントから抜く習慣をつけましょう。
② スイッチ付きの電源タップを使う
電源タップにスイッチ付きのものを使うと、一度に複数の家電の電源をまとめてオフにできるので便利です。テレビやパソコン周りの家電に活用すると、待機電力を大幅に削減できます。
③ エコモードを活用
最近の家電製品には、エコモードが搭載されていることが多いです。例えば、テレビやパソコンの省エネモードを設定することで、待機電力を抑えることができます。
④ スリープモードではなく完全に電源をオフに
パソコンやテレビなどをスリープモードにしている場合でも、電力を消費しています。できるだけスリープモードではなく、完全に電源をオフにすることがポイントです。
5. 待機電力削減の効果を計算してみよう
待機電力を削減することで、どれくらいの節約ができるかを計算してみましょう。
- 待機電力の消費量を把握
テレビやパソコンの待機電力は1時間あたり0.5〜1Wほどです。これが24時間、365日続くと、年間で約4,380〜8,760Wh（約4.4〜8.8kWh）に相当します。 - 電気代に換算
電力1kWhあたりの電気代は約27円とすると、待機電力で年間約120〜240円の電気代がかかっています。これが家中の家電で積み重なると、年間1,000円以上の節約効果が期待できます。
6. 待機電力を意識する習慣を身につけよう
待機電力を意識することで、電気代の節約が日常的にできるようになります。スイッチ付き電源タップやエコモードの活用、そして使わない時には完全に電源をオフにするという習慣を身につけることが大切です。小さな積み重ねが、年間で大きな節約効果をもたらします。
まとめ
待機電力をカットすることで、電気代の無駄遣いを減らし、環境にも優しい生活を送ることができます。コンセントを抜いたり、スイッチ付きの電源タップを使ったりと、今すぐできる対策を取り入れて、節約生活を始めましょう！
この節約をなぜ始めたのかはこちらの記事をご覧下さい。
旅行プランを考えたいならこちらのサイトがおすすめ
